グダグダ勉強していたITパスポート試験に2年越しでやっと合格しました:試験当日・CBT編
前回の学習方法編に続き,今回は受験を決めた経緯と,試験当日のCBT試験の流れについて紹介します.ITパスポートのCBT試験は,初めて受験する方にとって緊張感があるかもしれませんが,事前に流れを知っておけば当日も落ち着いて対応できます.
受験を決めたきっかけ
きっかけは,家庭の予定でした.盆休み中,奥さんと子供たちが義祖父母の家に泊まりに行くことになり,土曜日の午後から日曜日の夕方まで,自分ひとりの時間ができることが分かったのです.これは使わない手はないと思い,金曜日に「日曜日に受けよう」と決断しました.
決めてからの行動は早く,その勢いのまま利用者登録から始めて,日曜の午前中に空きがある試験会場を探し,一気に試験料の振込まで済ませました.
申し込んでしまえば,あとはもう腹を括るしかありません.勉強が十分かどうかを悩む段階はそこで終わり,残された2日間で何ができるかを考えるフェーズに切り替わりました.
これまで何度かITパスポートを目指しながら結局受験しなかった経験があったこともあり,実力不足を実感するという意味でも一度受けてみた方がいいのではないか,と考えるようになりました.最終的には,「十分準備できてから受ける」のではなく,一度本番で現在地を測ってみることを選びました.
試験前日までの準備
具体的な学習方法は学習方法編で紹介した通りですが,試験前日には,普段使っていないWindows PCを起動して,IPA公式のCBT疑似体験ソフトで本番の操作感を確認しました.
普段はMacを使っていますが,ソフトウェアはWindowsにしか対応していないので,注意が必要です.
すでにスマホのアプリで過去問は何度か解いていたので,模試は実力測定というよりCBTの画面操作確認と割り切って使いました.ストラテジ系を試しに10問解いたところ,9問正解でした.
見たことのあるような問題ばかりだったので,試験前日に100問を2時間かけて解くのは得策ではないと判断して10問で擬似体験ソフトは終了しました.
また,過去に簿記3級やFP3級をCBTで受験していたこともあり,CBT試験そのものの操作には特に違和感はありませんでした.普段どの分野でも一度CBTを経験しておくと,別の資格試験でも落ち着いて操作できるのはメリットだと感じます.
試験当日の流れ
試験は9時15分開始でした.普段なかなか味わうことのない,試験前の緊張や合格できるかという不安,限られた時間で自分の知識を出す感覚を久しぶりに経験しました.時々こういう試験を受けること自体が良い刺激になる,とも感じました.
試験当日の流れや,持ち物についても公式ページに詳細が記載されているので,受験前に確認しておくと安心です.
注意しておく必要があるのは試験開始時刻.予約する際に,開始時刻を選択しますが,この時刻は現地でパソコンの前に座って試験が開始する時刻なので,私の受験した「あべの天王寺テストセンター」では「試験開始の20分前までに」来場してくださいという注意書きがありました.

本人確認や,自分の荷物をロッカーに収納する,試験持ち込み品(ペットボトルの水は持ち込みみ可)の確認などあり,私の場合同じ時刻で20名程度の受験者がいたので,早めに到着しておいて良かったと思いました.

あべの天王寺テストセンター受付と待合室(HPより)
CBT試験での戦略変更
試験前は,時間がかかりそうな計算問題やプログラミング(擬似言語)問題は後回しにする予定でした.ITパスポートは100問120分の試験で,計算問題やプログラミング問題は時間がかかりやすいためです.
ところが実際に問題を解き始めると,全く分からない問題を除けばプログラミング系も大体分かるという感触だったので,無理に飛ばすことはせず,第1問から順番に解いていきました.
100問すべてを一通り解き終えた時点で,試験開始から約100分が経過していました.120分の試験なので残りは約20分.1問あたり平均すると約1分で処理できていた計算になります.迷った問題には印を付けており,その数は10問程度だったので,残りの時間はその見直しに充てました.
事前に心配していた時間不足にはならず,ちょうど良い形で120分を使い切ることができました.ただ,問題についてはCBT試験ではランダム性があるので,難易度については一概にどうとは言えないと思われます.
計算問題とプログラミング問題を合わせて,おそらく10問程度ありましたが,まともに解こうとすると時間がかかるけど,落ち着いて考えるとサラッと答えが出たという印象の問題が何問かありました.
この辺りの感覚は,答えが選択肢の中にある選択問題という利点を活かせるので,前日に自分で手を動かして練習をしておいて良かったと実感しました.
結果
試験終了後,画面に表示された総合評価点は725点(1,000点満点)でした.
| 評価 | 得点 |
|---|---|
| 総合評価 | 725点 |
| ストラテジ系 | 695点 |
| マネジメント系 | 730点 |
| テクノロジ系 | 685点 |
合格基準は総合評価600点以上,かつ各分野300点以上なので,すべて余裕を持ってクリアしていました.正式な合格発表は後日ですが,試験結果上は合格基準を満たしています.
試験結果レポートについては,試験が終了して30分後ぐらいにはメールが届き,Web上で確認できるようになっていました.
まとめ
受験を決めてから試験当日までの流れを紹介しました.
盆休みという偶然できた時間を逃さず,勢いで申し込みまで済ませたことが,結果的に良い方向に働きました.
申し込んでしまえば,あとは腹を括って残り時間でできることをやるしかありません.完璧に準備してから挑むより,まず申し込んでしまって自分を追い込む,というやり方も一つの手だと思います.
また,事前にIPA公式のCBT疑似体験ソフトで操作を確認しておいたこと,そして計算問題を解く順番を柔軟に変更したことも,時間配分がうまくいった要因だったと思います.
これからITパスポートを受ける方は,公式の模擬試験で操作に慣れておくこと,そして当日は事前の予定にこだわりすぎず,実際の手応えに応じて解く順番を調整することをおすすめします.
