今年も来た!夏の風物詩「手足口病」と「プール熱」
先週末から次女の鼻水が続いていたと思ったら,翌日には長女が発熱しました.
子どもが熱を出すたびに頭に浮かぶのが「今,何が流行っているんだろう?」という疑問です.
幸い長女は溶連菌検査も陰性で,翌朝には平熱近くまで回復.どうやら普通の風邪だったようです.とはいえ,保育園児と小学生を抱えるこの時期は,毎年気が抜けません.
そこで,大阪府感染症情報センターの最新データを調べてみました.
大阪府で今,増えている感染症は?
2026年第23週(6月1日〜6月7日)の大阪府感染症週報によると,「咽頭結膜熱(プール熱)と手足口病が増加」とコメントされています.
特に手足口病は前週から85%増加.保育園や幼稚園に通う子どもがいる家庭には,少し気になる数字です.
一方で,患者数そのものが最も多いのは感染性胃腸炎ではなく「急性呼吸器感染症(ARI)」でした.聞き慣れない言葉ですが,要するに鼻水・咳・発熱といった,いわゆる普通の風邪をまとめて集計したものです.
つまり今の大阪は,手足口病やプール熱が増え始めつつ,普通の風邪も同時に多く流行っているという状況です.
プール熱・手足口病,それぞれどんな病気?
咽頭結膜熱(プール熱)は,高熱・のどの痛み・目の充血が主な症状です.昔はプールでの感染が多かったため今もプール熱と呼ばれていますが,実際には飛沫や接触でも感染します.原因はアデノウイルスです.
手足口病は,文字通り手・足・口に発疹が出る病気で,特に保育園児の間で流行しやすいのが特徴です.最初は発熱だけのこともあり,「ただの風邪かな?」と思っていたら翌日に発疹が出た,というケースもよくあります.
グラフを見ると,ピークはこれからかもしれない
大阪府感染症情報センターが公開している推移グラフを見ると,興味深いことが分かります.
咽頭結膜熱は春先からじわじわ増加中.手足口病はまさに今から立ち上がり始めた段階に見えます.昨年の流行カーブを参照すると,手足口病は6月から増加して7月頃にピークを迎えていました.
今年も同じような動きをするとすれば,今はまだ流行の入口です.「もうピークを過ぎた」というより,「これから注意が必要な時期に入った」と見た方が自然でしょう.もちろん感染症の動きは予測どおりにはなりませんが,昨年の実績を参考にするとそう読めます.
保育園→小学校→家族,というルートが怖い
我が家は保育園児1人,小学生2人という構成です.経験上,保育園から小学校,そして家族全体へと感染が広がるルートをたどることが多く,毎年この時期は手足口病・プール熱・胃腸炎の動向が気になります.
データを見ると,少し冷静になれる
子どもが熱を出すたびに不安になりますが,流行状況のデータを眺めていると「何が流行っているのか」「どの病気の可能性が高そうか」が少し整理できます.
仕事柄,不具合が起きたらまずデータを確認するくせがついているのですが,子どもの体調管理も似ているなと感じました.全体の流行状況を知っているだけで,見え方が少し変わります.
今回の発熱は結果的に普通の風邪でしたが,大阪府のデータを見る限り,夏風邪シーズンが本格的に始まったのは間違いなさそうです.これから夏休みにかけて,「○○組で手足口病が出ています」という連絡が増えてくるかもしれません.
今年も親として,うまく付き合いながら乗り切っていこうと思います.

