やるんやったら早くしてくれ,異次元の少子化対策
JoyNote@1981
女医の夫(理系)の日常
2026年に始まる全国での本格実施を前に,各自治体で「こども誰でも通園制度」の試行事業が開始されています.この制度は,親の就労状況に関係なく,保育所や認定こども園,幼稚園を利用できる取り組みです.
我が大阪市でも申込みが終了し,来月7月から利用期間が開始されます.
「こども誰でも通園制度」は,子どもたちが保育環境に触れる機会を提供し,コミュニケーション能力の向上や子育て家庭の孤立防止を目指しています.また,多様な働き方やライフスタイルに対応した支援を提供し,子育てしやすい環境を推進しています.
私の長男が産まれた時は,ちょうど「保育園落ちた日本死ね!!!」というブログが話題になったタイミングで,近所の認可保育園は定員不足で入れる見込みが全くない状況でした.
その頃からすると,「こども誰でも通園制度」は夢のような制度ですが,本来希望すれば通園できるというのは当たり前のことなのかもしれません.
懸念点とすれば,試用事業で短時間とはいえ,普段通っていない乳幼児が新しい環境に預けられるので,事故が起こらないかどうか?また,保育士など園側の負担が軽視されているのではないか?
ニーズ自体は確実にあると思うので,まずは事故が起こらずに,保育園も継続できるような制度として正式に事業が開始されることを願っています.
【参考リンク】: