メンテナンスなしでは使い続けられない家電:ドラム式洗濯乾燥機の乾燥トラブル
子育て世帯において,新・三種の神器といえばロボット掃除機,食器洗浄器,そしてドラム式洗濯乾燥機が挙げられます.中でもドラム式洗濯乾燥機は,一度使い始めたらもう手放せないほど便利な家電ですよね.
我が家でも,購入から約4年経ったドラム式洗濯乾燥機を,ほぼ毎日2回以上フル稼働させています.ところが,最近になって突然,乾燥機能に問題が生じるようになり,乾燥が終わった洗濯物が微妙に湿っている…という現象に悩まされました.
トラブル続きのドラム式洗濯乾燥機
私が使っているのは大手国内メーカー製のものですが,どうやら「量産品のハズレ」に当たったのか,購入してからも様々なトラブルに見舞われてきました.タッチパネルが反応しなくなったり,乾燥中に前面のフタから空気が漏れるなど,次々に不具合が発生.それでも,家電量販店の長期保証を付けていたおかげで助かっています.
乾燥不良の原因は?
乾燥性能が急に悪くなったため,内部に汚れやホコリが詰まっているのではないかと考え,専門の清掃業者に依頼して内部を掃除してもらいました.確かにホコリが詰まっていたのですが,それほど大きな問題ではなく,業者からは「乾燥機構であるヒートポンプ内の詰まりが原因かもしれない」との指摘を受けました.
ヒートポンプの分解清掃となると,メーカーに依頼するしかないとのことだったため,再びメーカーに修理をお願いすることに.
メーカー修理での解決
メーカーの修理作業員2人が訪れ,ドラム式洗濯乾燥機を引き出してヒートポンプ内を分解清掃してくれました.先日の清掃業者の指摘通り,ヒートポンプ内部にホコリが詰まっていたため,これが乾燥不良の原因でした.清掃後は乾燥性能も回復し,一安心です.
お手入れの重要性
ドラム式洗濯乾燥機の耐用年数は約7年と言われていますが,これは「日々のお手入れ」をちゃんと行っている場合の話です.正直,多くの方が取扱説明書に書かれているようなお手入れなんてやらないですよね.
私も例外ではありません.というか,そこまで細かい部分まで,説明書を読んだことがありません.
具体的には,乾燥フィルタや排水フィルタの掃除,洗濯槽の洗浄,洗剤自動投入経路の洗浄などが主なメンテナンスです.汚れを落とすための洗濯機自身が汚れていては,うまく機能しないのは当然のことです.
メンテナンスの必要性を再認識
どれだけ家電が進化し,自動洗浄モードが追加されても,機械である以上,メンテナンスは欠かせません.日々の手入れを怠ると,トラブルの原因になります.次回からは,定期的な掃除を心がけ,少しでもトラブルを防ぎたいと思います.
家電を長く快適に使うためには,メンテナンスが必要不可欠です.特に毎日使うものほど,手入れをしっかりと行いましょう!