小1娘が夜だけ矯正スタート!歯医者の役割も時代とともに変わってきた話

最近よく見る「小学生の歯列矯正」
最近,子どもや大人で歯列矯正している人,増えていませんか?
私の周りでも「小学生から矯正を始めた」という話を聞くことが増えました.
我が家でも,小学1年生の娘が夜だけ装着する矯正器具を使い始めたところです.
顎が小さいと,永久歯の生える場所がない?
きっかけは,サボりながらも保育園の頃から通っていた歯医者さんの定期検診.
歯医者さんに言われたのは「顎が小さくて,このままでは永久歯が並ばないかも」という指摘.
私も知りませんでしたが,乳歯が生え揃った段階で隙間が空いているぐらいでちょうど良いそうです.
最近は食生活の変化で,柔らかい食品や加工食品を食べる頻度が増えて固いものを食べなくなり,子どもの顎が十分に成長しないケースも多いようです.
私自身の失敗もあって…
実は私も小学生の頃に矯正をしていたのですが,途中で装置の装着をサボってしまい…
結果は八重歯確定コースでした.
しかも大人になってからは,親知らずの生えるスペースがなくて全て抜歯.特に,斜めに生えてきた親知らずを抜く(砕いて引っこ抜く)のはかなり大掛かりな処置になりました.
だからこそ,娘には早めの対策を取ってあげたいという気持ちが強く,夜間矯正を始める決断に至りました.
歯医者は「虫歯治療」から「予防」と「審美」の時代へ
昔,ある歯医者さんから聞いた話が忘れられません.
「今は子どもの虫歯が激減しているから,うちは息子に“歯医者は継ぐな”って言ってる」
かつては虫歯治療で忙しかった歯科医院ですが,フッ素や定期健診が浸透して,虫歯になる子ども自体が少なくなったのだそうです.
その一方で,最近は審美歯科や予防歯科の需要が増加しています.
実際,私の住んでいる近所でも,ホワイトニングや歯列矯正をメインにした新しい歯医者さんの開業が目立つようになりました.
時代のニーズとともに,歯医者さんの役割も確実に変わってきています.
娘の夜間矯正,どうやって進めている?
娘が使っているのは「床矯正(しょうきょうせい)」という装置で,夜寝ている間だけ装着.
学校や日中の生活には一切影響がなく,違和感も少ないようです.
本人も「ちょっと変な感じがするけど,頑張る!」と前向きに取り組んでくれています.
まとめ:歯並びも“早めの対策”がポイント
矯正というと中学生くらいから…と思いがちですが,顎の成長を活かすなら乳歯と永久歯が混合している5〜8歳の小学校低学年からのスタートがベストと言われています.
歯医者の数は確かに増えていますが,「どこで,どんな治療を,いつ始めるか」は家庭によって最適解が違います.
私たち親世代の経験や後悔を,今の子どもたちのより良い選択に活かしていけたらいいですね.
▼この記事はこんな方におすすめ!
- 小学生のお子さんの歯並びが気になる
- 自分の矯正経験を活かしたい
- 歯科選びや治療タイミングで迷っている