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子育ての日常

小中学生の不登校問題と親の苦悩:3人子育て中パパの視点から

小中学校の不登校問題
JoyNote@1981

小学生の長男,来年から小学校へ通う長女を持つ親として,気になるデータが公表されました.

1. 不登校の増加とその背景

2023年度の文部科学省の調査では,不登校の小中学生が過去最多の34万人に達しました.

グラフを見ると2020年度から増加傾向が強まっていますが,原因はコロナです.当時,私の子ども達は保育園に通っていましたが,小学校も突然休校になったり先が見通せず,子ども達のストレスも大変なものでした.

コロナ禍の影響で生活リズムが乱れ,「無理に通学しない」という新たな価値観が広まっていますが,その結果,家庭内での不安が増加し,教育体制の見直しが求められています.

これとは別に大阪市独自のデータも公表されました.全国平均に比べ,中学校の不登校が多いのが目に付きます。比率にすると10人に1人が不登校というのは驚くべき数字です.しかも増加傾向が続いています.

私の息子クラスでも,2学期からあまり教室に登校できていない子がいると,息子が言っていました.私が子どもの頃は,無理矢理にでも学校へ連れ出されるような時代でしたが,親として私自身の考え方も変えなくてはいけないと実感しています.

令和5年度 大阪市立学校における暴力行為・いじめ認知・不登校数(一部抜粋):大阪市

2. 親の負担と支援の欠如

不登校は親にも影響を及ぼし,仕事を辞めざるを得ないケースや,精神的負担が増加しています.オンラインフリースクールの調査では,半数の保護者が学校から十分な情報提供を受けていないと報告し,親も支援を求めている現状が浮き彫りになりました.

<参考記事>不登校で保護者2割離職:日本経済新聞

3. 包括的な支援の必要性

不登校問題は学校だけで解決することは難しく,親と子どもを支える包括的なサポート体制が必要です.政府はスクールカウンセラーの増員や学びの多様化を進めていますが,親が安心して子育てを続けられるよう,学校外の支援や情報提供の改善が不可欠です.

とはいえ,もし自分の子供が不登校になった時に,どうすれば良いのか?悩んでいたところ,下のYouTube動画を見てなるほどと思いました.

今の社会の空気感として,「無理をしない」という風潮が強いなか正しい親子の上下関係という言葉が印象に残りました.

ABOUT ME
JoyNote@1981
JoyNote@1981
理系夫
奥さんが女医の会社員
理系出身で工場勤務しています
時短勤務と3人の子育てに日々奮闘中
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