グダグダ勉強していたFP3級やっと合格しました: ネット試験の注意点編
FP3級のネット試験(CBT試験)は,初めて受験する方にとって緊張感があるかもしれませんが,事前に準備をしておけば当日も落ち着いて対応できます.ここでは,試験当日の流れや注意点,パソコン操作について紹介します.
試験当日の流れ
申込の際に受領する連絡事項にも記載ありますが,試験会場での受付は試験開始30分前から実施可能です.会場に到着して受付をすると,すぐに荷物を全てロッカーに入れるように言われます.受け取れるのは以下の3つだけです.
- ID&パスワードなどが書かれた紙
- A4サイズのメモ用紙
- ボールペン
受付の際に,スマホの電源を切ったり,ポケットも空にするように言われるので,受付前に準備しておくと焦らずに済みます.
試験について説明を受けて,同意書類などにサインし,試験の準備が早く終われば開始時間前でもそのまま試験を始めることができます.
CBT試験のパソコン操作
市販されているテキストには,模擬試験をWEB上で体験できる特典が付いていることがあります.試験本番前に,必ず一度はこの模擬試験を体験して操作に慣れておくことをお勧めします.
試験当日も,試験開始時間まではパソコン操作の練習用ページが表示され,設定や操作方法を確認できます.
パソコン画面設定に関して
試験に際して,画面の見やすさなどパソコンの設定を変更できる項目があります.
1)画面の白黒反転
試験のパソコン画面は初期設定では白色背景ですが,目が疲れる場合は黒色背景に反転させることができます.私も白色背景ではまぶしかったので,黒色に反転させて試験を受けました.
2)文字サイズ
文字サイズの変更も可能ですが,私は特に変更せず,初期設定のまま受験しました.
3)パソコン画面上の電卓
試験の計算問題にはパソコン画面上の電卓を使用します.
数値入力には,キーボードのテンキーを使用します.ただし「かける」「わる」などの演算操作はテンキーでは対応できませんでした.そのため,画面上に表示される電卓をマウスで操作することになります.
複利計算などの際には不安もありましたが,3択の選択肢が用意されているため,計算間違いがあれば,気付くと思います.また,検算する時間も十分にありました.
4)消音用ヘッドホン
CBT試験はパソコンが10台ほど並んだ部屋で,間仕切りがあるだけで隣にも受験者が座る可能性があります.また,受験者は試験時間も,受験している試験自体も異なるため,試験会場周囲のタイピング音などが気になる人のために,ヘッドホンが置かれています.
私は試験開始直後はヘッドホンをしていましたが,耳が痛くなってきたので途中から外しました.
結果の印刷
多くの人は試験時間に対してかなり時間が余ると思います.特に学科試験は,ゆっくり解答しても40〜50分で終わってしまうのではないでしょうか.
学科試験が早く終わってしまう人が多いため,続けて実技試験を受験できると受付の際に案内されました.
私は連続して実技試験を受験しました.実技試験についても,多くの人は時間に余裕を持って解くことができると思います.
試験を自分で終了させるとトップページに戻り,結果を印刷するボタンが表示されます.このボタンをクリックすると,受付の窓口で結果を印刷した紙をもらうことができます.
当日,操作が不明な場合は,会場のスタッフに尋ねると丁寧に教えてくれるでしょう.
なお結果として点数が表示され結果が分かりますが,簿記のCBT試験とは異なり,合否の発表は当日ではなく受験日の翌月中旬ごろとなります.
不合格だった場合,合否の判定が出るまで再受験できないようなので,注意が必要です.
まとめ
FP3級のネット試験は,事前の準備と試験当日の流れを理解していれば,落ち着いて対応できます.特に,パソコン操作や画面設定の確認を事前にしておくことで,試験中のストレスを減らすことができます.
これから受験する方は,ぜひこれらのポイントを参考にして,万全の準備で試験に臨んでください.
なお,FP協会のHPに詳細が記載されています.
3級FP技能検定 試験要綱:FP協会