なかなかできない梅雨時の小学校プール授業
6月後半から小学校でプールの授業が始まっています.気になるのが,プール授業の少なさ.私が子どもの頃は,体育の時間が全てプールの授業になっていたような気がするのですが,息子の学年は,1学期の全4回のみ.
2学期にはプールの授業は行われません.しかも,雨が降るとプールは中止.今は梅雨の季節なので,すでに2回中止になってしまいました.
息子も残念がっているのですが,親の負担もなかなかのもの.プール授業に合わせて,水着やタオル,水泳用のカバンを準備して,名前のワッペンを貼り付けたり...
今年は,去年の水泳用品で何とか乗り切りましたが,ほとんどの子どもは1年でサイズアウトしてしまうでしょう.そうなると,数回のプール授業のために,水着(ラッシュガード)が不要になってしまう.何とも,もったいない話です.
プール授業の回数が少なくなったのは,先生の負担軽減なのかな?と推測していましたが,下記のような記事が出ていました.
小学校2校で教諭のミスでプールの水が流出 学校長、損失負担の意向:朝日新聞デジタル
どうも,このような小学校でのバルブの締め忘れ事故(?)は,たびたび起こっているようです.
昔,一人暮らしをしていた頃に,大家さんに
「トイレの水に波紋が広がっている時は,水が漏れている証拠だから早く連絡してくれないと困る!!わずかな量でも,出しっぱなしの水は大変な量になるから!!」
と怒られた記憶があります.(その賃貸マンションは,水道代定額制だった)
小松市では,損害額300万円に及ぶ水が流出してしまったようです.
市長が「管理をしっかりしてくれ」と言うのも仕方ないですが,フロートセンサ付きのバルブ(昔のトイレのタンク内に付いていた,浮きの高さで水が止まるバルブ)に交換すれば,少なくとも水が溢れっぱなしで13日間放置なんてことはなくなると思います.
まぁそれでも,プールの栓を閉め忘れてたら,身も蓋もなくなりますが...
人間は,ミスを犯すものという前提に立った対策が必要ですね.