次の DEMO を見に行く
子育ての日常

デジタル行財政改革2024:子育てDXの未来

プリンター大量廃棄
JoyNote@1981

デジタル行財政改革会議の最終とりまとめが決定されました.校務DXとして,学校における押印・FAX原則禁止(2025年度末)という項目があったり,まだそんなことを会議でわざわざ話し合うのかというものもありました.

この会議の開催理由は,
「急激な人口減少社会への対応として、利用者起点で我が国の行財政の在り方を見直し、デジタルを最大限に活用して公共サービス等の維持・強化と地域経済の活性化を図り、社会変革を実現するため」だそうです(長い...)

取りまとめ2024(案)概要という資料があったのですが↓概要ですが,字が極小.

デジタル行財政改革会議より

子育て世帯に関連がありそうなものは,主に以下の項目でした.

プッシュ型子育て支援の実現

  • 出生届のオンライン化(2024年8月)
  • 電子版母子健康手帳の原則化(2025年度中)
  • 里帰り妊産婦に係る母子保健情報の自治体間連携システムの整備(2024年度中)

保育DXによる現場の負担軽減

  • 保育業務ワンスオンリーの実現(2026年度以降)
  • 保活情報連携基盤の構築(2025年度中)
  • 就労証明書の標準化とオンライン提出の実現(2026年度まで)
  • 保育現場のICT環境整備(2025年度中に導入率100%を目指す)
  • 放課後児童クラブDXの推進(2024年度に調査,2025年度以降実証)

子育てDX化は進むのか?

まだまだ,改善の余地が大量に残っている子育てDX化.特に,経験した人なら激しく同意されれると思うのが,行政への申請の面倒臭さ

いまだに,年度単位で細かい項目が見直される紙の申請書.頻繁に提出を求められ,何度も総務部へお願いして記載してもらう,紙の就労証明書.

認可保育園の申込用紙や,保育料無償化申請のための月額利用料を計算した申請用紙...などなど,何とかならんのか?と疑問に思うことが多々あります.

逆にいえば,これらのシステムを開発する企業については,いくらでも仕事があるということ.今からリスキリングして,ITスキルを身につければ,この歳でも転職人材として需要はあるのかもしれません.

困り事をビジネスチャンスと捉えて,自分に何ができるか?小さいことから行動していこうと決意を新たにしました.

参考記事:
「デジタルで変革」途上 行革会議最終とりまとめ:日経新聞

ABOUT ME
JoyNote@1981
JoyNote@1981
理系夫
奥さんが女医の会社員
理系出身で工場勤務しています
時短勤務と3人の子育てに日々奮闘中
記事URLをコピーしました